このブログでは、そのタイトル(表題)に関わらず「生き方のヒント」になればとの思いで、「物事の捉え方」、「思考や行動」と「その姿勢」も、ときにエッセンスとして盛り込ませてもらっている。
特に最近は、どうやら、19歳・20歳代前半の若い方たちにも読まれているようなのだ。
直接コメント欄には書きにくいらしく、「メールボックス」へ感想やら相談事をお寄せいただくケースが増えている。それも、何かに悩んでいたり、困っているときにお寄せいただいている場合が多いように感じる。
で、今回のブログは、最近になって多い相談事(特に19歳・20歳代〜30歳前半の方)にお応えするつもりで書かせていただく。
自身もこの2ヶ月ほどは経験したことのないような「大スランプ」に陥っていることを、このブログに記した。それでも、「どう受け止め」、日々を「どう過ごして」、ライヴなどCD製作など音楽活動を「どう挑んで」いるかも同時にブログに書き記している。
が、これらが、「ライヴ報告」にあったり、「今日の一曲」にあったりで、散りばめられているので一度には読みづらいらしい。
そこで、これらをまとめながら、お寄せいただいている相談事にお応えしよう。
人間、そりゃぁ失敗もするし、後悔してしまうようなこともしでかす。自身が予期しないような思い通りに進まないことにも出くわす。でも、これは、何かを前に進めようと思って行動を起こした人だけが「得られる貴重な体験」だとも言える。
確かに、「心が折れそう」な嫌な思いは誰もがしたくない。でも、私は、「その人に起こるべきして起こっている」と考える。
少々、残酷か。いや、愛情をもって言い表している。
現在の私も、「起こるべきして大スランプに陥っている」のだ。この2ヶ月ほどはライヴを終える毎日が「心折れそう」になって帰宅するのだ。先日の『ほっと楽しやハートライヴ(第10夜)』では少し前に進めた感もあって「小スランプ」くらいにはなった。ま、でも、スランプから脱したとは言い切れない。
9年半の病気で、2度社会から完全にリタイヤした時のことも「起こるべきして起こった」のだと感じている。これらと現在も向き合って日々を過ごしている。
お待たせ・・・以下、①〜⑧にまとめる。
①先ずは、何が起きているのか(何が起きたのか)を「静観して眺める」ことだ。冷静に物事を見つめる時間を一日に15分〜20分でも良いから作る。「マインドフルネス」(欧米化した瞑想のひとつ)も役立つようだ。
② ①で原因の分析をする必要がある場合もあるとは思うが、「原因」ばかりに囚われ過ぎないようにする。「原因」ばかりを探っても解決には至らないことを知っておこう。このことは、とても重要だ。
③あらためて、どう「なりたいのか」、どう「なる」ことを自身が望んでいるのか、自身に問い、「なる」べく「目標と姿勢」を明らかにする。
(何か紙に書き留めるのが良いと勧めている書籍が多くあるが、私も専用のノートに書き留めている。)
④ ③にむけて、日々一日一日、あるいはその瞬間、瞬間、「小さな行動を実行」する。
「小さな・・・」とは、「少しだけ高くしたハードル(課題)」を③より手前の目標として置いて「実行」するということだ。
簡単に言うと、「出来ることからやる!」ということだ。
(私は、日々の体調管理、歌やギターの練習時、ライヴ本番で、「少しだけ高くしたハードル」を必ず設定して、これを目標に「小さな行動を実行」することにしている。)
⑤ ①〜④を「決して慌てずに」丁寧に繰り返し続ける。そうすると必ず習慣化する。「慌てない」ことは、自身を責め過ぎずに「自分にやさしく」という意味もある。
物事を慌てず少しずつ進めることが「自分にやさしく」にも繋がる。
⑥ ①〜⑤での最大の注意がある。このとき、これだけに執着し過ぎてはいけない。「広い視野」を心掛けて、常に自分の「知らないこと」も少しずつ学ぼう。
ここでの「知らないこと」とは単なる情報ではなく「思考を学ぶ」ことだ。(現在の私なら、音楽のこともだが、一方で、心理学と行動科学、マーケティングを勉強中。でも少しずつだ。)
⑦「心が折れそう」は、「次へ進むための貴重なエネルギー」だと捉える。
⑧ 前へ進むとは、「また失敗を経験する」、「心が折れそうになる」という「貴重なエネルギーをもらうチャンスに出会える」ということだ。
だから、これを繰り返していれば「必ず進む」。「なりたい」目標へと「必ず近づく」。
「立ち止まる」ことは時として必要だと思う。が、「恐れて何もしなくなる」ことと一緒にしてはならない。「恐れて何もしなくなる」は、現状維持どころか後退するばかりだよ。これは私が経験・立証済みだ(笑・汗)。
以上、自分自身に日々言い聞かせていることを、「思考の整理」に役立てる意味でも、まとめさせていただいたというわけだ(笑)。
いくらかばかりでも御参考になれば、幸いです。
*追記:
しまった!一度このブログをアップしてから重要なことを書き忘れていたことに気が付いた(汗)。ゴメンなさい。⑨として追加する。
⑨「心が折れそうになる」という体験は、一旦は「痛み」に感じることであって、この「痛み」を感じることは悪いことではない。
が、一人で孤独にこの痛みを抱えてはならない。信頼のおける誰かに痛みの一部だけでも良いから話を聞いてもらうことだ。
他人に話を聞いてもらうことは、とても重要なことだ(ただし、他人に意見を求めたり、同意を求めたりはしてはならない)。
あらためて、好き(よき)人生を!
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