2018年10月6日(土)、「ほっと楽しやハートライヴ(第13夜)」のライヴ報告です。会場は拠点にしている東京・阿佐ヶ谷の「ライヴ小屋 Next Sunday」さん。思いっきり手前味噌になりますが、とっても好き(よき)夜を演出できたかと・・・。
さて、自らが企画してるこのライヴ、しばらくお休み(9ヵ月、これまでのペースで2回分ほど)しておりましたが再開しましたぁ!・・・ということではあったのですが、9月半ばになって、ある情報が耳に入ってまいりました。このあたりの事から今回のブログは書かせていただきます。
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それは、音響の澤田さんと次回(来年後半を想定)レコーディングの相談をMessenger上でやり取りしながらでした。
<録音場所を考えないといけないですね。>
(?)
<これはまだ公表していないけれど、店長、年内中で「Next Sunday」を閉めることにしたようです。>
・・・・
まったく、考えもしなかった・・・というのでもなく、理由は分からないけれど何となく予期していたような感覚もあった。ただ、はっきりとこうして言葉・文字にして伝えられると、さて、この先のことを、どう捉えて、どう考えて、どう行動すべきか・・・、まったく想いつくものも無く、頭の中は少々混乱状態に陥っているのを自覚した。
来年後半のレコーディングどころではなくなった。
10月6日(土)には「ほっと楽しやハートライヴ(第13夜)」を「Next Sunday」で開催することになっている。この企画はしばらく休んではいたけれど、実は、4月の初旬にはゲスト出演者との交渉も済ませてスケジュールを決めていた。そう・・・「ほっと楽しやハートライヴ」の再開として相応しいゲスト出演者をと考えて・・・。
まる一日掛けて考えた・・・。
ゲスト出演者には、「Next Sunday」さんの都合もあって「ほっと楽しやハートライヴ(第13夜)」をもって最終回とすることを伝えながら、でも、これまで通りのいつもながらの「ほっと楽しやハートライヴ」を客席に届けたいとの旨を連絡した。
数日間のうちには、ゲスト出演者のところへも直接店長から閉店することの連絡が届いたようだった。
10月6日(土)、ライヴ当日を迎えた。
前日は肌寒いほどだったのに、この日は夏日に戻った感じだ。
リハーサル時間から本番までの時間、出演者は皆、「Next Sunday」が閉まってしまうことへの動揺を多少にかかわらず口にしていた。ゲストの一人、菅野忠則さんにいたっては病み上がりで咳き込みながらで、それでも少々無理を押してでも出演する覚悟で横浜から阿佐ヶ谷まで来ていた。
19:05、本番スタート。
1番手は、ピアノ・インストゥルメンタルの山西理彩さん。
この人のピアノ演奏からは、いつも豊かな色彩が浮かんで見えてくるようだ。それもリラックスできる快い色彩だ。この夜は、私の「桜、夢色」のピアノアレンジ版までセットリストに組み込んで演奏してくれた。
2番手は、この企画の準レギュラー的存在、「菅野忠則」さん。
咳き込みながらも演奏を始めると・・・・「さすが!」だった。フォークを基調にした正確で温かみのあるアコースティック・ギターとヴォーカルを聴かせ届けてくれた。
3番手は、「babaリズム」さん。
自由さと古風な律義さを併せ持った不思議な人だ。多様で多角的でもある楽曲を楽(らく~)にさせてくれる歌声と併せて、この日も不思議で優しい世界観のステージを披露してくれた。途中からギター・サポートのライさんも参加、より豊かなアコースティックギターサウンドを聴かせてくれた。
4番手は、この企画のPresenterとして、私、「愛間純人」がステージを務めた。
あくまでも、再開の「ほっと楽しやハートライヴ(第13夜)」として、
「心にある足」、「届けるもの」、「桜、夢色」、「ねじれの位置」、「やさしい雨」の5曲の演奏と、間に、いつものごとく、半分以上はくだらないジョークのトークを入れて進行した。
客席は熱心に聴き入ってくださった様子で、これもまた手前味噌になるけれど、好き(よき)時間と空間をお届け共有できたかと・・・。
で、アンコールが掛かって・・・
ここで、客席の皆さんに、「Next Sunday」が年内に閉店すること、また愛間純人と「Next Sunday」との関わりについて、長く病気を抱えていた私にとっては人生の再起の機会を与えてくれた場所だということ、約8年半のチャレンジはすべてここから始まったことなどを、お話しさせていただいて・・・
「Next Sunday」で演奏する最後として、「Next Sunday」に置いていく曲として・・・、
「木漏れ日の願い」
を演奏・歌い、個人的な思入れの強い形の身勝手さもありながら客席の皆さまにもお付き合いいただいた。
この夜、共に過ごしていただいた皆様、そして、「ほっと楽しやハートライヴ」に関わってくださった皆様、「Next Sunday」で御一緒した皆さま、本当にありがとうございました。
今後の生活、音楽活動のことは、これからゆっくりと考えてまいります。いずれまた、似た企画のライヴで、皆様と何処かでお会いできることを願っております。
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