ライヴ報告:『年の瀬ちょこっとツアー(その参:「チェンノガット(@大阪・茨木市総持寺)」)』

『年の瀬ちょこっとツアー(その参・最終日)』は、12月15日(日)、大阪・茨木市総持寺に在る「チェンノガット」でのライヴ。

「今夜ここに居られてよかったぁ~」と思えた、そんな掛け替えのないライヴの一夜になったかと思います。

今回はこのときのライヴ報告です。

*写真も数多く載せています。

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まずは、前日の12月14日(土)のことについて一寸だけ触れさせてもらうね。

12月13日(金)の奈良・三条町「Music Live & Cafe Bar Pick」でのライヴは前回のライヴ報告の通りで、12月14日(土)は奈良市内から京都市内へと移動した(JRみやこ路快速を利用)。

京都では、関西方面へ行く度にたいへんお世話になっている方のご厚意で、この方が主催者となって、この方のお知り合いの方たち12名様を前に30分ほどのライヴを披露させてもらった。このライヴも主催者の意向で非公表であるため、詳細に書くことはできない。が、集まった皆様にはとても丁寧にお聴きいただいて、私の方こそがむしろ温かぁ~い気持ちで演奏させてもらえている、そういった感覚もあって、とても有り難く感じた。感謝、感謝、感謝。

 

さて、本題に入ろう。

12月15日(日)は、大阪は茨木市・総持寺の「チェンノガット」へ。『年の瀬ちょこっとツアー(その参・最終日)』は、ここでのライヴだ。

が、一旦、阪急京都線の烏丸駅から総持寺駅手前の高槻市駅で降りた。

高槻市駅の近くには広くはないけれど公園のような人々が待ち合わせをしたり少しゆっくりと休めるようなスペースがあって、そこへと立ち寄ったのだ。ギターイスト平岡登志夫さんと始めて会った場所だ。

平岡さんは昨年6月に突然体調を崩されて亡くなられた。私は平岡さんの自宅に寝泊まりしながらここを拠点に関西方面のツアーを巡らせてもらっていた時期もあって、平岡さんにはどれほどお世話になったことか。

この平岡さんがきっかけでお知り合いになれたのがテルマエ立川さん、「チェンノガット」のマスターだ。

 

「チェンノガット」へは18:00少し過ぎた頃に到着。

入口のドアを開けると、店内は何やら少々慌ただしく出演者やらお客さんやらが動き回っている。カウンター奥にでも居るのだろうか、入口に立っていてはテルマエ立川さんの姿も確認できない。店の隅に置いてあったカホンに腰掛けさせてもらい様子が落ち着くのを待った。

暫くすると、カウンター内から「あっ、愛間さんどうも!」とテルマエ立川さんの明るい声。

店内も落ち着き始めると、テルマエ立川さんから出演者一組ずつの紹介があって、出演者互いも挨拶を交わし合った。

 

18:20。ほぼ時刻通りにライヴがスタート。

出演者は(出演順に)・・・

1.松たけし(Vocal & A.Guitar)さん

2.Nobu-hey! (Vocal & Synthe.Guitar)さん

3.HIKO-OKI (Vocal&A.Guitar & E.Piano、2人組のユニット)さん

4.月ノいずみ さん(E.Piano & Vocal)さん

5.Ryuto(Chapman Stick)さん

6.私

7.ふじたけいすけ(Vocal & A.Guitar、from 神奈川)さん

それぞれ35分~40分のライヴ。

 

この夜は、「チェンノガット」が2024年のこの年内で閉店する、これを知ったばかりの出演者が集う恰好となった。当然、名残惜しむお客さんも入って店内は超満員。

出演者の一人ひとりが「チェンノガット」について熱く語り、これと併せて演奏を重ねていく。

自ずと店内中が、それぞれの音楽と、それぞれのライヴと、これらが色んな具合に混じり合って、熱く感動的でありながらも温かく優し気な空気感に包まれていく。

私自身、客席側に居る間も、そして自身が演奏してライヴを進行している間も、もちろん、名残惜しくはあるのだけれど、「今夜ここに居られてよかったぁ~」といった感覚の方が優っていくのだった。

私のライヴは敢えて普段よりもトークを少なくして、演奏だけを連ねていく形にした。私が奏でるものは何となくその方がこの空気感に合う感じがして・・・。

 

最後の、ふじたけいすけさんのライヴが終了したのは23:15頃。

 

ライヴ終了後には、チェンノガットの美味しい海鮮チャーハンを食べながら、テルマエ立川さんとも、出演者やお客さんたちとも色々とお話をさせてもらいたかったのだけれど、残念、京都の宿泊先へ24:30までに入らなくてはならず、名残惜しくも早々に引き上げさせてもらった。

 

阪急京都線・総持寺駅発23:29の電車にぎりぎり間に合って乗車。

が、やっぱり慌てたね。ライヴ用の靴を履いたままで出てきてしまったことに宿泊先近くまで来て気がついた。普段用の靴を「チェンノガット」に置いてきてしまったのだった。まぁ、記念としてテルマエ立川さんに捧げる?としよう。要らないかな、ハハハハハ・・・。

 

きっと、掛け替えのないライヴの一夜になったのではないのかなぁ。

「チェンノガット」、ありがとう。

テルマエ立川さん、ありがとう。

ライヴ会場に居合わせた皆様、感謝、感謝、感謝です。本当にありがとうございました。

 

これにて、2024年の『年の瀬ちょこっとツアー』は終了!

12月6日(金)の横浜「白楽Nap」でのライヴから、静岡、奈良、京都、大阪・茨木市総持寺の「チェンノガット」まで、全てを通して、たいへん好き(良き)ライヴツアーであったように思う。様々な感覚を、これまでに感じてこなかった新たな感覚を、色々に抱かせてもらえた、そうした物事が沢山あったように思うのだ。

各地でご一緒した皆様にあらためて深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

*尚、ツアー後、東京の自宅に戻ってきた私は体調を崩して寝込んでしまった。病院へも行ったけれど、感染症の類ではないらしく、原因はよくわからない。「疲労かなぁ?兎に角、休養を摂って」ということになった。が、12月30日になってようやく寝床から脱しただけで未だスッキリとしない。

そんなこともあって、おまけにPCまで不調で、『年の瀬ちょこっとツアー』のライヴ報告が遅くなってしまったこと、お詫び申し上げます。

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*上の写真は、松たけしさんに撮っていただいた私のライヴ中の写真(少しだけ私が加工した写真)

*下の写真は、私めのコンデジで撮った出演者(私以外)と店内等の写真(上段左:松たけし さん、上段中:Nobu-hey! さん、上段右:HIKO-OKI さんたち、中段左:月ノいずみ さん、中段中:Ryuto さん、中段右:ふじたけいすけ さん、下段左:ミキサーを調整するテルマエ立川さん、下段中:カウンター内のテルマエ立川さんとジュンちゃん、下段右:店内のライヴ案内板)