31日 3月 2019
「今日の一曲」シリーズの第90回です。その90枚目にご紹介する盤は、私がライヴハウスへと通うようになった、ある意味その切っ掛をつくってくれた盤です。そして、ここに収められた音たちは、真に素朴であるが故に、いまもこれを聴いては、二十歳前の頃の頼りない私を絶えず支えてくれていた仲間たちの存在がいま尚有難く感じられて、当時の色々な出来事とともに、そんな記憶が甦ってきます。特に、親友の“タツヤ”と出会えたことは、よくよく考えてみると、いま私がこうして音楽活動をしている、ここへと導くその原点であったのかも知れません。そこで、今回は、そのご紹介の盤とともに、私の二十歳前の頃の当時も振り返りながら、これらに絡めて諸々語らせていただきたく思います。